進駐軍モーターサイクルクラブ
ソフトカバー/W180×H255/モノクロ/日本語/247p
本書は、終戦間もない1947年に立川基地で設立された進駐軍によるAJMC(All Japan Motorcycle Club)の活動と日本とのオートバイを通じた文化交流を綴った大変貴重な一冊です。50年代を中心に、立川基地、横田基地、府中キャンプ、多摩川スピードウェイ、村山貯水池などで開催された各種レース(ドラッグ、ダート、ヒルクライム、ドラム缶、スプーン、ジムカーナなど)に加え、鎌倉や江ノ島、奥多摩に箱根、熱海や富士山といったツーリング・スポットも数多くのモノクロ写真と共に登場します。当時はTriumphやNorton、BSAをベースにした英国製のレーサーが多く、革ジャンうを身に纏った50sスタイルのライダーが日本の風景とは対照的に輝いて見えます。また、立川や横田基地で開催されたドラッグ・レースでは、今に通じる独創的なスタイルを貫いたサンデー・レーサーが多数登場します。更には日米親善オートバイ競技大会ではTOC(東京オトキチクラブ)や日本のモータースポーツの発展に努めた懐かしい面々も見受けられます。戦後間もない国内の貴重な日常風景と今まで公にされていなかったAJMCが果たした大きな役割を、日本語で分かり易く読み解く事の出来る大変価値のある一冊です。※此方は絶版古書となります。表紙に若干の擦れや焼けがある事をご了承下さい。
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