The Book of the Classic MV Agusta Four

ハードカバー／W250×H260／モノクロ・カラー／英語／240p

MVアグスタは1956年にWGPにおいて3クラス（125cc、250cc、500cc）でタイトルを獲得したことからレース界でその実力を世界に知らしめました。その中でも同社を代表する名機として知られているのがDOHC4気筒シリーズです。本書では、その元祖と呼ばれる1951年に誕生したプロトタイプR19から1977年850SS（レーサー、サイドカーを含む）までを部品毎に細かく解説した写真資料集です。当時としては驚異的なメカニズムを備え、その一つ一つの機能を丁寧に紐解き、カラー写真を多用し紹介しています。また、エンジン、フレーム、外装、足回りは勿論、打刻の意味からスペア・パーツリストまで網羅するという、まさにバイブルと呼べる内容に仕上がっています。そして、50年代を中心に同社の縁あるライダーも多数登場して華を添えます。J・サーティース、G・ホッキング、M・ヘイルウッド、G・アゴスティーニなど、マン島TTやデイトナ、モンツァで活躍した輝かしい時代が甦ります。資料が少ないモデルだけに早めに入手されることをお勧めします。

■目次

・MV Fourの誕生・The 600（MV4C6）・The 750S（1970-1973）・The 750GT（1972-1974）・The 750S（1974）・The 750 America（1975-1976）・The 850SS（1977）など