L’histoire de Ducati, Tome 1

ハードカバー／W220×H300／モノクロ・カラー／仏語／220p

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本書は、フランスで出版されたDucatiの歴代モデルとヒストリーに迫った珠玉の写真資料集シリーズです。イタリアンMCのエンスージャストであるM・ポエルズがDucati狂の間で知られるDesmo Magazineと手を組んで完成させた第1弾となる本作では、Ducati社の歴史を創業当時から1960年代後半になって登場した450シリーズまでを事細かに綴っています。細かく18章に分けられた本編には、オートバイ製造を始める前の同社の様子と第二次世界大戦の被害から綴られ、1946年より黎明期に製造を開始したCuccioloから栄光の二輪史が始まります。当時の未公開写真やカタログ、ポスターに新聞記事、更には博物館（Ducati博物館、Morbidelli博物館、Philippe Weberコレクションなど）の協力を得て、近年撮り下ろしたディティールの分かる写真をふんだんに織り交ぜ同社の歴史を抜かりなく記録しています。1955年に完成した初となるベベル駆動方式を採用したMariannna、最高速に挑んだSiluro、初のDesmo機構を搭載したGPマシンである125 Bialbero GP、幻の4気筒125-4など、年代順に市販車からレーサー、プロトタイプまで余すところ無く網羅しています。これだけ濃い情報をまとめるには多大なる時間と関係者との信頼関係、そして筆者の情熱なくして完成させる事は出来なかった事でしょう。全編フランス語ですがカラー写真が豊富なため眺めるだけでも楽しめるシリーズです。第1弾は総じて『Single』特集です。