JAP The End of an Era
ハードカバー/W180×H250/モノクロ/英語/252p
本書は、1895年に若干20歳という若さでJ.A.Prestwich( John Alfredの頭文字)and Companyとして製造業を始めた天才技師Johnと、その後にエンジンを供給したモデルや市販車について細かく綴った唯一の写真資料集です。Brough Superior、H・R・D、Excelsior、Zenith、Cotton、Grindlay Peerless、OK Supreme、Rex Acme、Wallisなど、20年代からマン島TTやBrooklandなどのレーストラックで活躍したマシンの心臓部を一手に担い、輝かしい成績を収めその名を世に轟かせました。20年代後半のスピードレコードでは既に112mph(約180km)を叩き出し、当時人気を博したスピードウェイ(Dirt Track)ではライバルであったRudgeと激しいバトルを繰り広げました。そもそも当時のレーサーは手作りのオンリーワンが殆どでしたが、その多くが当時の写真やレースリザルトと共に詳しく解説されています。本書は大きく11章に分けられ、エンジン・サプライヤーとしての成功、スピードレコード、スピードウェイ・エンジンの開発など、興味深いヒストリーの連続です。巻末には、汎用工業エンジンの紹介やエンジン・コードの解説一覧も付属しています。20年代からのモータースポーツ黎明期を牽引した数少ない同社の歴史は、紛れもない世界最先端の技術革新の歩みと云えるでしょう。*此方は既に絶版古書となりますが、使用感の無いとても綺麗な状態です。
- 定価(税込)
- ¥19,000
- 販売価格(税込)
- ¥19,000
- 在庫状態
- 売り切れ