Triumph Racing Motorcycle in America
ソフトカバー/H270×W210/モノクロ/英語/160p
本書は、英国生まれのトライアンフ社が海を超えたアメリカの地でどのように根を下ろしていったのかをレースフィールドでの活躍と合わせ紹介した貴重な写真資料集です。時は1938年まで遡り、かの有名なDaytona Beachとニューハンプシャー州にあるLaconaに存在した競馬場跡地でのロードレースが始まりでした。戦前はSpeed TwinやT100を軽快に改良した500ccモデルが多く登場し、フラットトラックでお馴染みの右二本出しメガフォン・マフラーやピニオンパッドを装着したアメリカ独自のレーサーが誕生しました。50年代に入るとカリフォルニア沖の孤島でカタリナGPが開催されるようになり、Johonson Motorsのスポンサードもあり大いに活躍し認知度を上げました。1956年には本国で112台のみ製造されたという幻のTR5/RとT100/RS詳細も綴られおり、60年代からは広大な砂漠地帯を走破するデザート・レースが人気を博し、リジッドからサス付きのTR6が上位を独占する成績を残したのでした。Sonicweld、Trackmaster、Rickman、Hurst-Airheart、Rob North、Wencoなど、土煙の匂い漂う当時のチューニング・パーツ装着車のオンパレードでT20 Tiger Cubを含め70年代の三気筒モデルまで網羅しています。また巻末にはレース・リザルトも掲載されており、フラットトラックやアメリカ仕様に興味のある方には情報満載の貴重な作品です。※此方は絶版古書となりますが良い状態を保っています。
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