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Phil irving An Autobiography

ハードカバー/W180×H245/モノクロ/英語/569p

本書は、オーストラリアが生んだ天才技師P・Irving氏(1902〜1992)の生涯を自らの言葉で書き下ろした壮大な自伝となります。本編は細かく16章に分けられており、学生時代、20年代、30年代の渡英、Velocette勤務時代、Vincent HRDチーフエンジニア時代、豪州へ帰郷してからの活動、Brabam RB620の開発設計、コンサルタント業務など、現役をリタイヤするまでの4輪を含む輝かしい軌跡を、レース黄金期の様子と共に詳細を綴っています。スピードに拘った技術者の革新的な発明として、ロータリーバルブ・ヘッド、アルミシリンダー、スーパーチャージャー、リアサスペンションの調整機構など、今日でも通用する数多くの技術を遥か昔より特許申請していました。中でも思い入れの強かったであろうVincent勤務時代についてはより多くのページを割いており、RapideやCometの開発に始まり、最高速アタックやF2マシンでのレース功績も含め、人生の絶頂期を迎えた時代を詳しく記述しています。1992年に89歳でこの世を去った偉大なるエンジニアの生涯を600ページに迫る分厚い一冊にまとめあげた大作となります。本書は既に絶版となりますが大変綺麗な状態を保っており、初版は200冊限定で127番と記されています。

定価(税込)
¥64,000
販売価格(税込)
¥64,000
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売り切れ
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